ウェットタイプ対応

ネコが好んで食べるキャットフード

猫は好き嫌いがはっきりしている動物です。
猫によって嗜好性が違うため、多頭飼いだと同じキャットフードでは食べてもらえないこともあるようです。
また、離乳食期に食べていたものの味を覚えていてそれを好む傾向があるという実験結果も出ています。
そのため、あまりコロコロとフードの種類を変えず同じようなものを与えるほうが良いようです。

では、具体的に猫の好みの食事はどのような物なのでしょう。
まず、主食ですが、これは1977年にBoudreauが、猫の食用肉の嗜好性を調査しています。
その結果、好きな順に並べると羊、牛、馬、豚、鶏、魚だそうです。
私たちは猫は魚が好きだと思い込んでいますが、実は猫はさほど魚が好きではないのです。
昔、日本では魚をよく食べていてその残飯を猫がもらっていたことから『猫は魚が好き』と思われるようになったようです。
外国では昔から猫が魚を食べすぎると病気になるとしてあまり与えていなかったようです。

食感も猫にとっては大事で、基本的に水気を帯びたもののほうが好きなようです。
そのため、缶詰のキャットフードは大好物な猫が多いのです。
もちろん、ドライフードも食べますから慌ててウェットタイプへ変更する必要はありません。

ただ、食いつきが悪い時には好みのものではない可能性もあります。
猫はもともとダラダラ食べをする動物なので、完食しないからと言ってすぐに好き嫌いと判断するのは避けましょう。
何日か様子を見て、あまり食べたがらなければ匂いや味、食感のどれが好みではないのか判断していきましょう。
その時に、すぐに別のものに変えずにウェットフードや他のキャットフードを混ぜてみたり、マタタビをかけてみたりするのも良いでしょう。

猫は好奇心が旺盛なため、人間の食事への興味もあります。
そのため、食卓に上がって何かを食べてしまうなんてこともあります。
人間の食事は猫にとって食塩も油分も多めです。
これらは身体の負担が大きく病気を引き起こすこともあるので欲しがっても与えるのはやめましょう。


Copyright(C) 2013 猫に欠かす事ができない大事な事 All Rights Reserved.