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キャットフードの中にある危険な物

愛猫が長生きできるようにキャットフード選びは慎重になるものです。
これは、飼い主であれば当然のことですし、毎日の食事でしか栄養を摂れない猫にとっても大切なことです。
それだけでなく、最近は食の安全の観点からもキャットフード選びが難しくなってきました。

人間の食事でも食品偽装や添加物の危険が問題視されています。
賞味期限の切れた肉を加工していたり、鮮度が低いことをごまかすために発色剤を用いたり、様々な問題がニュースで取り上げられています。
これは、人間の食事のみならず犬や猫をはじめとしたペットフードでも同様のことが起こっています。

犬や猫のフード類を作るときに使われる肉類はどのようなものかきちんと確認する必要があります。
人間が食べれないような腐敗した肉や狂牛病や鳥インフルエンザのように食肉加工できないような病気をした牛や鶏の場合もあるのです。
外国のペットフードメーカーの商品には『4Dミートは使っていません』という表記のものがあります。
この4Dミートはとても危険な肉の総称です。

アメリカでは食肉をランク付けしていく際に7ランクが3D、9ランクが4Dと呼ばれています。
3Dは『Dead:死骸』『Diseased:病気』『Dying:死にかけ』という3つの単語の頭文字です。
4Dはこれに『Disabled:障害のある』が加わります。
業者も利益を出さなければつぶれてしまいます。
そのため、このような到底食べられないような肉を加工して販売するのです。

もちろん、犬や猫は嗅覚が優れていますし注意深いですから腐敗している匂いや食感は感じて食べません。
そこで、たくさんの添加物を加えて加工します。
肉を柔らかくしたり香りを付けたり、見た目の色を良くするために発色剤を付けたり、と様々な方法で普通の肉に見えるようにします。
このような加工をしたものを食べれば健康に悪いことは一目瞭然なのに、こんなものを販売している業者やペットフード会社も中にはいるのです。
少しでも安心安全なキャットフードを愛猫に与えるためにもこういった危険なものについても知識を深めてキャットフード選びをするようにしましょう。

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