ウェットタイプ対応

目的別に分けるキャットフード

キャットフードと一括りに言っても様々な種類のものが販売されています。
たくさんの種類がある中から愛猫にとってベストなものはどれかと悩む飼い主はとても多いです。
猫は人間のように話すことができません。
そのため、体調不良や伝えたいことは飼い主が感じ取るしかありません。
少しでも病気や不調の原因を取り除くためにも飼い主はキャットフード選びに慎重になるのです。
具体的に何を見てキャットフードを選べばよいのでしょう。

キャットフードの種類を考えるとき、大きな分け方として一般食と総合栄養食とで分けられます。
総合栄養食はこれ一つ与えればよいように、必要な栄養素やカロリーが調整されているものです。
一般食は簡単に言うと副食で、トッピングやおやつのようなものがあてはまります。
この二つがキャットフードのメインですが、他に療法食や栄養補助食といったものもあります。
療法食は病気に応じて栄養や配合が調整されているものです。
病気によっては栄養調整が必要であったり、アレルギーの除去食であったりがこれにあてはまります。
総合栄養食であれば療法食でも一日に必要なエネルギーはきちんと摂れるようになっています。
そのため、毎日の食事はキャットフードを適正量のみ与えれば健康が維持できるようになっています。

ただし、猫によっては適正量を食べていても太ってしまったり痩せてしまったりすることがあります。
特に最近の猫は室内猫がほとんどなため、運動量が少なくなりがちで便秘になったり太りやすくなったりします。
そういうときには、肥満用のものを食べさせてみたり野菜入りのものを与えてみるのもよいでしょう。
運動量というよりは慢性的に便秘や下痢になりがちの場合には乳酸菌のようなおなかの調子を整えるサプリメントを与えるのもよいでしょう。

このように最近のキャットフードは種類が多くあり、目的に応じたものが選べるようになりました。
食事を通して体調管理ができるのはとても便利ですし、長生きには大切なことです。
自己判断で選ぶのが難しい時には医師の診断を受けつつ取り入れるようにしましょう。


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